藤本ブログ 「かっこいい竹垣」
「かっこいい竹垣」
宍粟市でかっこいい竹垣の作成をおこないました。
↑ 作業前の状態
先日、竹垣をつくってきました。
作業前は木の枠だけがある状態です。
目隠しとなるものがなく、奥の木や窓が外から見えるようになってしまっています。
材料は写真にあるように竹の穂の部分です。
根元の部分を節で切って揃えてあります。
この竹を、すでに設置してある木枠に打ち付けていきます。
竹をブルーシートの上に置いておくと、多少ゴミが出ても掃除が簡単にできますよね。
この日は雪が降って地面がぬれていたので、材料や道具が湿ってしまうことも防いでくれます。
材料や道具を丁寧に扱うことも大切ですね。
↑ 作業途中の様子
作業途中の様子がこちらです。
かなり仕上がってきました。
細い竹を1本ずつ固定します。
取り付ける木枠の下にコンクリートの壁があるのですが、この壁に竹の根元が少しかかるぐらいの位置に取り付けます。
この位置が揃っていないとガタガタして綺麗に見えなかったり、隙間ができて中が見えてしまうところができたりしてしまいます。
そのほかにも、竹と竹の間隔が開きすぎていないか、竹が真っ直ぐに取り付けられているかを何度も確認しながら作業を進めていきます。
竹を1本取り付けても2cmぐらいしか進まないので根気の必要な作業ですが、徐々にできあがっていくのが楽しみな作業です。
↑ 作業完了
完成したのがこの写真です。
かっこいい竹垣が仕上がりました。
押さえの竹を3段取り付け、竹の穂が綺麗にまとまるようにします。
前や横に大きくはみ出している部分は短く切ってしまいます。
この竹垣では500本以上の竹の穂を取り付けたのですが、竹の穂の位置を見たり、穂を支えたり、取り付けたり、多くの作業を同時に進めていきます。
近くで作業しているときには気づかなかったのですが、角度や場所によって奥の見え方が異なります。
中から外が、また、外から中が見えないけれど見えるような、いい感じに仕上がったのではないでしょうか。