藤本ブログ 岡山県「お庭のリフォーム②」
「お庭のリフォーム②」
岡山県で既存の庭木を利用して、お庭のリフォームをおこないました。②
↑ 植栽
元々あった庭木と新たに追加する庭木を植えていきます。
中高木と低木をバランス良く配置します。
元々あった庭木も配置や向きが変わるだけで、見え方が大きく違ってきます。
↑ 飛び石の配置
お庭を歩きやすくするために、飛び石を置いていきます。
自然の石をそのまま使うので形や厚さなど同じものはひとつもありません。
石と石の間隔と高さを揃えながらひとつずつ並べます。
石が置けたら、動かないようにしっかりと突き固めます。
↑ 草が生えない工夫
お庭には後で防草シートを敷くのですが、石の周りなどの形が複雑なところや、狭いところは上手く防草シートを敷くことができません。
防草シートのないところから草が生えてくることがないように、モルタルを敷いて隙間をなくしておきます。
↑ タマリュウを境界に植えます。
駐車場との境界にはタマリュウを植えます。
今回はタマリュウを小さく分けずに、大きな塊のまま並べました。
タマリュウは、生け垣側の土が流れないようにするための土留めの役割もあります。
↑ コケ張り
庭木や石の周りにはコケを張っていきます。
平面的に張るのではなく、土を盛って起伏を付けてから張ることで、より自然な感じに見えます。
石際は少しコケの高さを下げることで、石をくっきりと見せるようにします。
↑ 防草シートを敷きます。
植栽のないところには全て防草シートを敷きます。
タマリュウや石との境界などは形に合わせてはさみで切って敷いていきます。
防草シートのつなぎ目はシートが浮かないようにピンで留めます。
↑ 砂利入れ
防草シートが敷けたので、仕上げに砂利を入れていきます。
砂利が防草シートの下に入らないように、シートの境界を覆うように砂利を入れます。
デコボコがないようにならして高さを揃えます。
コケは仕上がりの高さより少し低いところまで張ってあるので、砂利がコケに少し重なるようします。
↑ 作業完了
砂利に砂紋を付けて完成です。
枯山水の綺麗なお庭ができました。大きな庭木から石やコケ、砂利までどこを見ても楽しめるお庭になっています。