「姫路市花壇のリフォーム工事①」藤本ブログ
「姫路市花壇のリフォーム工事①」
姫路市で花壇のリフォームをおこないました。
↑ 作業前の様子
駐車場とお花がたくさん植えられている花壇をリフォームします。
花壇の一部が駐車場になっており、お隣との敷地の境界をしっかり確認してからすき取りをしていきます。
↑ すき取りをします。
範囲が広いので大きいユンボを使います。
支柱を立てて、すき取る範囲の目安をわかりやすくします。
道路側から奥側に行くにつれて少しずつ高くなっていくようにすき取ります。
土を積むときに草やコンクリート、アスファルトなどは分けて取り除きます。
ユンボですき取りをするときは、地中に何か埋まっていないか注意が必要です。
今回は道路よりも高い位置のすき取りでしたが、深く掘るほど埋設されているものが出てきやすくなります。
↑ ピンコロ石を並べます。
花壇は一部をならして円形にピンコロ石を並べます。
中心を決めてその周囲の土を移動させます。
今回は半径が170cmの円形を作ります。
土をならして目安の大きさよりも少し広い範囲を確保しておきます。
ピンコロ石を揃えて並べるための基準が必要になります。
円の中心に板を固定して、同じ高さでグルグルとコンパスのように円を描いて動けるような仕組みを作ります。
板の先端に10cmぐらいの高さの石を置くので、板から13cmほどの深さで土をならします。
モルタルを敷いてピンコロ石を置きます。
高さを板の下側に合わせて、石の外面を板の先端に合わせていきます。
板に合わせて石を並べると、自然に高さの揃った円形ができあがります。
ある程度並べられたら、少し離れて滑らかな円形になっているか確認します。
石と石の間は少し開けて並べます。
隙間はモルタルを入れて押さえます。
ピンコロ石は基本的にどの辺も長さがだいたい同じなのですが、少しだけ短い辺があるものがあります。
円形を作るときは短い辺を円の内側に置くと、自然な円形に仕上がります。
目地にモルタルを入れると石が汚れる部分があるので、乾いて固まる前に拭き取ります。
ピンコロ石の下側は、石が動かないようにモルタルで塗り込みをします。
ピンコロ石を据えたことで、徐々にお庭の全体像が見えてきました。