キャラは丸く刈り込んでいたところから、全体的に葉が伸びて大きくなっています。所々に周りよりも大きく葉の飛び出た部分があります。

カシは全体の枝葉が大きく伸びて、どの枝がどこから出ているのかが分かりにくくなっています。葉が増えすぎて密集しているので、内側に日光がほとんど入っていません。。

マツは葉が伸びて輪郭がガタガタしています。

マツは剪定するときにできるだけ葉の高さが揃うように仕上げます。前回の剪定から1年経つと揃っていたはずの高さが揃わなくなります。今回も高さを整えつつ葉むしりをおこないます。

寒冷紗を敷きます。

細かい砂利の上には寒冷紗をしっかり敷きます。普段はあまり重ならないように敷くのですが、砂利の上に細かい葉がこぼれると拾いにくいので、砂利が見えないように重ねながら敷いていきます。掃除のしやすいコンクリートの上などは寒冷紗を敷かない場合もあります。

キャラは葉が小さくて細い。

キャラは細く短い葉がたくさん出ています。前回刈り込みをしたところを目安に刈り込んで、後で枝全体をよく揺すって刈った葉を落とします。揺すったときに少し飛び出る葉があれば揃えます。

マツは丁寧に葉むしりをします。

マツも他の木と同じように下の枝ほど少し多めに葉を残します。葉むしりをして葉の濃淡を調整します。松は上向きの葉が特徴的な木なので、下向きに垂れている葉がないように仕上げます。

作業完了

キャラは丸く刈り込みました。色々な方向から飛び出た部分がないか確認して滑らかな仕上がりになっています。玉と玉がくっつきそうな所は少し短く刈り込んで隙間ができるようにしています。

カシは枝葉の量を大きく減らし明るい印象になりました。風が吹くと葉が揺れる姿が見られます。全体的な輪郭が丸くなって飛び出している部分がありません。

マツは全体的に葉の量が減りました。作業前と比べると一番上の葉の高さが揃っています。刈り込みをしたときのように揃えることは難しいですが、ある程度は滑らかにできます。それぞれの木に合った形に仕上げることができました。