佐用町で剪定工事
中央左側のスギが葉を増やして形が分からなくなっています。本来は数本の幹が高く伸びていて、幹の先端に葉が左右対称に広がっているような形をしています。仕上がりの形をイメージしながら枝葉を減らしていきます。
大きなモミノキも剪定します。
お庭の中央にあるモミノキは、脚立では届かないので木を上って剪定します。木を下から見ると、枝葉が重なり合っていることが分かります。重なりを減らして、残った枝葉が木の外側へと成長しやすいような形にします。
中庭も綺麗にします。
モミジとシャラノキは自然な形に剪定します。モミジは左側に大きく枝が伸びすぎているので、全体を見たときにバランスがよくなるような長さにします。シャラノキとの間はお互いの枝が交差しています。枝を短くしたり、なくしたりして枝が当たらないように空間を作ります。
まずは枝を切っていきます。
剪定では大きな木から順に作業していきます。この場所ではスギ、ナンテン、アジサイの順番に切っていきます。切った枝葉が大きいことと後で草刈りをするので寒冷紗は敷いていません。
中庭は寒冷紗を敷きます。
こちらも後で草刈りをするのですが、ツゲなど刈り込みをする木があるので寒冷紗を敷きます。草が伸びている場所での剪定は、草の中に植木鉢やライト、電気の線などが隠れているので注意が必要です。
作業完了
スギはイメージ通りの形に仕上がりました。長い幹が数本あるのでバランスよく見えます。足下は草刈りをして細かいゴミまで集めました。剪定された木の周りがしっかりと掃除されていると場所全体が綺麗に見えます。
モミノキは枝葉が減って、葉の間から空が見えるようになりました。木の上の方ほど葉が少なく、下に行くにつれて徐々に葉が増えています。
モミジは大きく伸びていた枝がなくなり、スッキリとまとまりました。シャラノキと交差していた部分にもゆとりができて、枝を伸ばしやすくなりました。
中庭は草刈りをして掃除しました。石の上にあった葉や、隙間から生えていた草も取り除きました。足下がスッキリすると1本1本の木の存在感が大きくなります。木の場所と形に合わせた剪定ができました。