庭木の紹介
今回はあまり出会ったことのない樹木を紹介します。現場で出会ったことが少ないだけで、実は家の近くの山ではよく目にしているかもしれません。
まずはこの写真です。リョウブという木だそうで、社長曰く「坊主が屏風に上手にリョウブの絵を描いた」という感じで覚えるそうですが、そんな早口言葉でしたかね。
初めて出会った木はとりあえず図鑑で調べます。落葉樹で花は6~8月に咲くそうです。樹皮ははがれるようで、なんとなくサルスベリの特徴に似ていますね。
葉を見ると中央の葉脈が赤くなっていますが、赤くなっていないものもあるそうで、どこで見分けていけばいいでしょうかね。
次はハナカイドウを紹介します。
中国原産の落葉樹で4~5月に花を咲かせます。バラ科リンゴ属ということでリンゴの仲間だそうです。
なんとなくリンゴの葉と似ていますよね?というかリンゴの葉ってあまり目にすることがないですね。
バラ科の樹木はウメやソメイヨシノなどのサクラ、ヤマブキやカナメモチなど身近にたくさんあります。バラ科だからといって必ずしも棘があるわけではないようです。
サクラに棘があったら危険でお花見どころではないですね。写真は花が散ってしまっているところも多いのですが、サクラの花に色や形がよく似ています。
他の樹木とのつながりがわかるとおもしろいですね。
最後はフジを紹介します。フジといえば紫色の綺麗な花を咲かせることで有名ですね。
今年初めて気づいたのですが、ヤマザクラが終わってからしばらくすると、山裾のあたりにフジの花がたくさん咲いているところがあります。
フジはつる性の樹木なので、庭などで育てようとするにはつるが伸ばせるような棚がつくってある場合があります。
しかし山では、周囲の木々がつるを伸ばすためのいい環境をつくりだしています。写真に大きな豆のようなものが写っていますが、これは中に種子が入っています。
図鑑によると冬になると乾燥して種子が飛び散るそうなのですが、どんな様子なのか気になりますね。