いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今日は生垣の管理でお悩み解決した庭のリフォームのお話です。

このお宅のシンボルツリー

門かぶりの松が白塀に映えますね（＾＾）

崩れ石を積むことで足元に安定感が生まれ、黒い帯をアクセントに入れることにより、建物と一貫性のあるデザインになりました。

私たちが庭をデアインする上で、一番重要にしているのは建物や周りの街並みとの調和です。

ここが庭づくりでの一番のポイントかなと思います。

先ほどのシンボルツリーの松の根元

以前はツツジなどでうっそうと茂っていましたが、施工後は苔と石の庭になり、雪見灯篭を設置し、すっきりとした印象を与えています。

新たに設けた駐車場

元々は駐車場を造りたいというご要望でした。

庭の一部を取り壊し、駐車場を造るので生垣もついでに別のもので提案してほしいということでした。

このお庭の石積の工事中のブログはこちら

竹垣や板塀などアルミのフェンスなど色々と協議しました。

建物の重厚さに負けない造りということを重視したのと、以前からあった崩れ石を再利用できるということで今回のプランになりました。

結果としては大成功です！！

駐車場にも意匠性を高めたデザインを採用しているので全体に調和したのと外観からの重厚さも感じられます。

塀瓦もきれいにおさまってサザンカが塀越しに顔をのぞかせています。

このサザンカはお父様が大切にされていたものです。

丁寧に移植して新たにこの場所に植えつけすることが出来ました（＾＾）

きっとお父様も天国から喜んでおられることでしょうね！！

庭には、そのお宅だけの歴史が必ず刻まれています。古い庭だからと言ってすべてを取り壊し、すべて新しくするという考えよりも、古き良き時代のものを現代に生かし未来へとつながる庭の方がストーリーがあって良いのではないかと思います。

庭は見て美しいだけではなく、そこに物語がある。想いがいっぱい詰まったお庭の方が価値がある気がします。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

明日も元気いっぱいイキイキと！田中でした（＾＾）