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前回はドウダンツツジの花は今が見ごろをお届けしました。

今回は今から雑草の季節になりました。その雑草対策のお庭のリフォーム工事のお話です。

庭の雑草でお悩みの方に是非読んでもらいたい内容です。

今からの季節になると必ずあるのが雑草のお悩みのご相談です。

せっかく造ったお庭も雑草だらけになるときれいな庭も台無しですね！

抜いても抜いても生えてくる雑草・・・

これは私たち庭に携わる者の課題の一つでもあります。

庭はきれいであることが大前提にあります。

景観を損なうことなく雑草対策が出来ることが望ましいですね。

草が完全に生えないようにするにはコンクリートが一番ですが、それでは景観的には味気ないものになってしまいます。

それ以外にもいろんな工法はさまざまにあります。

しかし面積が広ければコスト面も考えて計画しなければいけません。

今回のご提案は土の部分を削り、防草シート+砂利で仕上げることになりました。

土の部分はどうしても草が生えるのと雨降りにぬかるんだり家の基礎部分やサッシの土の跳ね返りがおきます。

砂利を敷くことでぬかるみもなくなり跳ね返りも軽減されます。

まずは現状の土の部分の掘削工事

砂利を敷く厚み分を削って余分な土を搬出していきます。

狭い場所もベビーユンボで作業を進めます。

幅80ｃｍの小さなユンボですが人力では不可能なスピードで掘削してくれます♪

ギリギリの幅でしたが何とか入ることが出来ました。

機械が入るのと人力ではコスト面も変わってきます！！

土を削り防草シートを敷設

土の上に直接防草シートを敷いて土から生えてくる雑草を抑制することが出来ます。

しかも透水性があるので雨水は地面に吸い込んでくれます。

防草シート+砂利

砂利を敷いて仕上げていきます。

御影石を敷いているのは洗濯干し場までの動線になります。

砂利の上はどうしても歩きずらいので物干し場までの意匠性を考慮した敷石です。

防草シート以外の雑草対策の施工方法はこちらです。

砂利を敷いて完成です！！

こうすることで雑草でお困りだったお悩みも解決！

草は種が飛んでくるのでこれで生えない！とはいきませんがかりに生えたとしても砂利の中に生えた草はかなり引きやすくなります。

和室前の庭も砂利を敷いて完成です！

この庭は約30年ほど前に私の父が作庭した庭です。

私の代になり毎年庭木の剪定で長いお付き合いをさせていただいています。

こうして世代を超えてお庭を守っていけるお手伝いが出来ているってことはスゴイことだなーと感じます。

30年前の父の仕事を見ても「ええ仕事してるなー」と関心させられます。やはり私たちの仕事はいつまでも残る仕事です。将来私の息子が後を継いでくれた時、今の私と同じ気持ちになってくれる。そんな仕事をしていきたいと感じました。

そんな田中の庭造りの想いはこちらです。

それにしてもいい仕事は人の心を豊かにしてくれますね！

庭師としてこれからもいい仕事を残していきます。

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

明日も元気いっぱいイキイキと田中でした（＾＾）