カイヅカイブキの刈り込みについて
おはようございます。
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サンガーデン藤本です。
カイヅカイブキの刈り込み
カイヅカイブキの刈り込みをしてみました。
まずは刈り込み前の様子です。
細くとがったように見えるところがあります。
この部分を両手ばさみで刈り込んでいきます。
樹木は上部のほうがよく伸びる傾向があります。
そのため、上の玉ほど短く刈り込み、
下の玉は、伸びを少し短くするぐらいで刈り込みます。
脚立を立てて、上から下へと進んでいきます。
下から刈ると上の葉が落ちてくるので効率が悪いです。
今では脚立で高いところに上ることにも慣れましたが、
最初は「怖くなるので下の方はあまり見たくないなあ」とよく思っていました。
刈り込み後の様子です。
飛び出ていた部分がなくなり、
玉そのものも少し小さくなっています。
自分で言うのもあれですが、
綺麗に仕上がっていると思います。
社長からは、一番上の玉を特に丁寧に
刈り込むようにといわれています。
どうしても植木を見るときには
一番上に目がいくそうです。
一番上の玉の刈り込み面を天端(てんば)というのですが、
ここが綺麗に揃っているのと揃っていないのでは
大きな差があります。
普段から意識しつつ刈り込みをおこなっていくと、
上達も早くなると思います。
カイヅカイブキは両側から2人で刈り込むことがあります。
この時は、もう一人の手をはさみで切らないように
声をかけながらおこないます。
コミュニケーションも大切にしたいです。
カイヅカイブキの葉の様子です。
いわゆる葉(例えばアラカシやツバキなどの葉)は
平面的ですが、カイヅカイブキの葉は
細長く鱗片状になっています。
カイヅカイブキは、本来は比較的
柔らかい葉なのですが、刈り込みすぎると、
トゲトゲした触ると痛い葉が出てくることがあります。
これはカイヅカイブキが
ビャクシンに戻ってしまっているそうです。
トゲトゲが増えてしまうと見た目にも影響が出てきます。
トゲトゲが出てこないように刈り込みすぎには
注意します。
玉を小さくするときには枝を根元から切ります。
玉の大きさを調整する方法も勉強が必要です。
頑張っていきたいと思います。
最後までご覧いただき有難うございましたm(__)m
次回も日々の仕事について書きたいと思います。
次回も是非ご覧下さい。
もう来週から11月です。
風邪などをひかないように、睡眠時間だけは
しっかりと確保しようと思います。