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鏡湖池に浮かぶ京都の庭

京都 金閣寺

日本の名園旅日記
今回は京都の代表的なお庭金閣寺(鹿苑寺)ろくおんじ

お釈迦様の舎利をまつった舎利殿(金閣)で金閣寺と言われています、正式名は鹿苑寺です。

今回も見どころたくさんですよ!!

皆さん遅れないようについてきてくださいね?

それでは出発します♪



入り口には(世界遺産)の文字が!

それよりもその下の石積!

(いい仕事してますね~♪) さすがです。
舟形の手水鉢

一文字手水鉢
いつの時代のものかは分かりませんが・・・
先端の曲がり具合がいいですね!

歴史を感じますし堂々としていて存在感がスゴイ!
そして周りの石の配置が絶妙です。
金閣寺と言えばコレですね。

鏡湖池 水鏡です。

実に素晴らしい見ごたえのある景ですね。
建物も素晴らしいのはもちろんですがやはりなんといってもこのお庭の構成ではないでしょうか?

建物の建築もさることながらこの景観をつくるため計算されてつくられたお庭はまさに頭の下がる思いです。
建物と庭がまさに一体になっています。
このアセビ
これを見るだけで京都らしいなぁ~と感じます。

その理由は
ほぼ自然のように感じますよね?
実はちゃんと手入れされているんです。
自然樹形を保つ枝抜きをされて管理が行き届いています。
お見事です!!
陸船の松

ゴヨウマツで下枝が船の形になっています。
樹齢600年??
確かに幹回りの太さもすごかったです!!
船の形に仕立てられた松の枝
よく見ると竹で編んだ支えがしてありました。
樹齢600年も耐えるそれだけのお世話をしっかりとしているんだなーと改めて感じました。
銀河泉
義満がお茶の水に使ったといわれる銀河泉
巖下水
手を清めたとされる巖下水
そしてこちらが龍門の滝

これは中国の故事にあるもので鯉がこの滝を登ると龍になると言われています。

手前下の石が鯉に見立ててあるでしょう。
回りの石組みなど迫力のある石使いでした。
金閣寺垣

京都にはそのお寺の名前を使った竹垣がいっぱいあります。
この金閣寺垣はお庭の仕切りや間仕切り比較的背丈の低いものです、私も京都での修行時代はたくさんつくりました(^^)
土塀の足元
土塀だけでは圧迫感がありまた基礎部分を隠すためにも植栽とその根を守るための石積が施されています。

池に浮かぶ金閣寺ももちろん素晴らしいですが細部まで妥協しないお庭造りが京都ならではかなぁと感じました。

借景も建物も細部まで全てにおいて洗練されているお庭でした。

番外編

貴人榻きじんとう

昔高貴な人が腰をかけた石(こしかけいし)

早速田中も高貴になった気分で腰掛けてみました。

すわりごこち?石ですから・・・・

昔から
石には色んな役石と言われる石が存在します。
お庭にも色んな名前の石がありその石を使うことでお庭のバランスやまとまりそして構成が出来ているんでしょうね?

こういう歴史を肌で感じると作庭意欲が益々湧いてきます。

ありがとうございました。

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