藤本ブログ 「ブロック積み工事」
「ブロック積み工事」
姫路市でお庭にブロックを積みました。
↑ ブロックを積む前の準備
ブロック塀が作られていく様子を紹介します。
まずは基礎を作っていきます。
現状は隣のブロック塀との間には溝があり、その溝に沿って石が並べられています。
この石の上にブロックを積んでいくので枠を組みます。
コンクリートを入れたときに枠が動かないように、ブロック塀との間を板で固定します。
基礎の準備ができました。
枠の高さを基礎の仕上がりの高さに合わせておくことで、より正確な基礎が作れます。
所々に立ててある鉄筋は、ブロック積むときに鉄筋をさらに伸ばして頑丈な構造にするために立ててあります。
↑ ブロックを積む様子
1段目が積み終わりました。
1段目の高さは丁張りで高さを出します。
ブロックは目地と合わせて1段20cmで計算します。
1段目を積んでから、あらかじめ立てておいた鉄筋を継ぎ足して伸ばします。
今回は5段まで積むので1mよりも少し短いぐらいの高さにしておきます。
4段目まで仕上がりました。
その4段とは別に、途中に3段だけ控えのブロックを積みます。
当たり前ですがブロック塀は倒れるとしたら、幅が広い面に向かって倒れます。
この3段を積むことで、ブロック塀を頑丈にして倒れにくくします。
5段目まで積み上がりました。
最上段は横に鉄筋を入れてモルタルを塗って固定します。
目地は縦横すべて丁寧にコテで押さえます。
裏側も押さえたいのですが、狭くてできないので、モルタルを詰めてブロックから飛び出さないように平たくならします。
作業をしていると、どうしても裏の溝にモルタルが落ちてしまいます。
時間が経つと乾いて固まってとれなくなってしまうので、1段積み終わるたびに掃除します。
掃除するときも積んだばかりのブロックは動きやすいので、当たらないように注意が必要です。
↑ 作業完了
積み終わったので、最後に仕上げの砂利を敷いて完成です。
ブロックの足下が隠れているのが分かるのですが、砂利仕上がりの高さよりも少し下からブロックを積むことで基礎の見えない綺麗な仕上がりになりました。