庭木シマトネリコについて
庭木シマトネリコ
シマトネリコは自然樹形をいかして、シンボルツリーとしてよく植栽されています。
そんなシマトネリコは1年でものすごく成長します。
まずはこちらの写真を見てもらいたいのですが、6月6日の様子です。
シマトネリコの剪定なんてほとんどやったことがなかったのですが、「ああでもない、こうでもない」と悩みながらやってみました。
スッキリ見えること、枝が交差しないこと、全体を見たときに飛び出ているところがないことを意識しつつ枝を切っていったのですが、うーん、なかなか思い通りにはいかないですね。
いきなり上手くいくわけもないので、引き続き勉強&練習を続けていきます。
この枝葉を減らした状態からどのように成長していくかを観察しました。
この写真が7月3日の様子です。
中央に黄緑色の小さい葉が見えます。
この葉がおそらく最近出てきた葉だと考えられます。
およそ1ヶ月で何もなかった幹からこれだけの葉がでてきました。
なかなかの成長速度といえるのではないでしょうか。
シマトネリコの葉は奇数羽状複葉といって、羽のように小さい葉がついています。
この形状の葉が柔らかく優しい雰囲気を出しているので、シンボルツリーになりやすいのかもしれませんね。
このブログでもシランなどいくつか観察をおこなった記事を書いているのですが、観察を続けると毎回新たな発見があり驚きます。
次は8月8日の様子です。
先ほどの写真で中央に写っていた葉がどれなのか分からないぐらい成長しました。
黄緑色だった葉もすっかり緑色になり、もとからあった葉となじんでいます。
枝もなんとなく太くなっているような感じがします。
6月の状態と比べるとたった2ヶ月でもっさりとしてしまったことが分かります。
ふと剪定の時期が早すぎたのではと思い調べたところ、時期は特に問題なかったのですが、シマトネリコは成長が早いので年に2回剪定することもあることが判明しました。
剪定は年に1回だけと思っていたのですが、そうではないものもあるのですね。
ほかの成長が早い樹木の観察もしていきたいですね。