佐用町のお寺のシャラの木剪定工事
写真中央下側の石の階段沿いに木が植えられています。右側にはキンモクセイやツバキなどの背が高い木が植えられていて、左側にはサツキが植えられています。脚立を建てる場所に注意が必要です。
斜面にはサツキが植えられています。
建物裏の斜面にはサツキがたくさん植えられています。本来はもっと丸かったはずなのですがシカが葉を食べてしまうこともあり、形が変わってきています。
下側のサツキは脚立を立てれば届きますが、上側は斜面を移動しないと届きません。足場を確認しながら刈り込みをします。
シャラノキは枝が伸びています。
シャラノキは枝が伸びて隣の木に当たるようになっています。下のアセビも枝葉が混み合って重たい雰囲気になっています。枝葉の量を少し減らして明るくしていきます。
高い木は足場に注意します。
脚立やはしごを使って作業するときは安定した位置に立てられているかを確認します。脚立が建てにくい場所の木は、大きくなりすぎるとはさみが届かなくなって剪定できなくなる場合があります。剪定できる大きさが維持できるように仕上げます。
薬散をします。
最後に機械を使って薬散をおこないます。この日は雨が降る心配がなかったので最後に薬散をしたのですが、雨が降る可能性のあるときは少し早めに薬散をしておきます。
作業完了
大きい木は剪定後に少し離れてから仕上がりを見ます。枝に掛かっている葉があるときはとっておきます。砂利の部分まで掃除ができていると全体が綺麗に見えます。
斜面のサツキは丸く刈り込みます。斜面下側からサツキを見上げることを想定して、飛び出ている部分がないように刈り込みました。シカが食べて元気がなくなっているものは、伸びた部分を少し短くする程度にします。
剪定をしない場所も落ち葉を拾うと綺麗な空間になります。石の隙間などの落ち葉がたまりやすいところや、正面から見たときに目立つところを重点的に掃除します。
シャラノキは全体的に涼しい雰囲気になりました。短くするというよりは枝を減らすという感じで仕上げてあります。広いお寺ですがどの場所も丁寧に作業することができました。