真砂土舗装工事
真砂土舗装
お庭を維持・管理していくときに悩み事といえばなんでしょうか。
落ち葉拾いや水やりも大変なのですが、やはり草引きが一番の問題になってくるのではないでしょうか。
そんな雑草問題を解消してくれるものが真砂土舗装です。
今回は真砂土舗装について紹介していきます。
まずは施工する範囲を整地していきます。
すでに生えている草をひき、落ち葉を取り除き、置いてある石や植木鉢等を移動させます。
普段の草引きであればここで植木鉢等を元にあった所へ戻して終了なのですが、ここで終わってしまうと、また雑草に悩まされてしまいます。
整地ができると真砂土舗装材を敷きならします。
このときに樹木の周囲は敷きならさず、少し開けておくことがポイントです。
敷きならすときにコテで少し転圧します。
その後水を撒きます。
舗装材はサラサラしているので敷きならしはスムーズにできました。
水を撒くと白かった舗装材が少し茶色くなり、真砂土の色に近づきます。
しばらく時間を空けてからもう一度水を撒いて完成です。
施工直後はまだ軟らかいのですが、徐々に固まっていきます。
この段階でかなり茶色くなっており、真砂土のような色合いになります。これで雑草ともお別れになります。
落ち葉を取るときもほうきで掃くだけなので、普段の掃除も簡単になりそうですね。
真砂土舗装の一番のメリットはもちろん草が生えてこないことなのですが、真砂土の自然な雰囲気の仕上がりも大きな、メリットなのではないでしょうか。
例えば樹木がたくさん植えられている根元がコンクリートだったら、違和感があるかもしれません。
コンクリートはどうしても固く冷たい雰囲気を感じてしまいます。
真砂土舗装は暖かさを感じられる色で植物ともよく合います。
適材適所という言葉があるように、その場所に最も似合う材料を使用して仕上げることが、お庭づくりには大切なんだなあと日々感じています。
またどこかの現場で真砂土舗装をおこなうときは、この現場での経験を生かして施工していきたいです。
最後までご覧いただき有難うございますm(__)m