藤本ブログ 低木植栽
低木植栽
少し植栽が欲しいなというときや、シンボルツリーはあるけど、それだけだと寂しく見えてしまうというときには低木を植えてみると賑やかになります。
そこまで広いスペースも必要なく、成長しても大きくなりすぎることもなく、管理が比較的簡単にできます。
まず紹介するのがマホニアコンフューサです。
ヒイラギナンテンの園芸品種で、葉の付き方や、樹皮の感じなどがよく似ています。
10月から12月の間を中心に黄色い花を咲かせます。
この時期は紅葉が綺麗な時期ですが、花を付ける木は多くありません。
少しでもお花があると、お庭に変化が出ます。
次はオタフクナンテンを紹介します。
ナンテンの園芸品種で、ナンテンと異なり花が咲きにくく、実も成りにくいという特徴があります。
ナンテンの実が楽しみたい場合にはおすすめできないのですが、実が成って落ちないので、あちこちから勝手に生えてくるということがありません。
オタフクナンテンは葉が丸みを帯びていて、柔らかい印象を与えてくれます。
夏には緑色の葉が多くなるのですが、1年を通じて赤い色の葉を見ることができます。
葉といえば緑色の葉が多いので、少し赤色が混ざると、全く違う印象のお庭になります。
最後はフィリフェラオーレアを紹介します。
サワラの園芸品種で、糸状に垂れ下がる黄色い葉が特徴的です。
黄色い葉をもつ木はあまり見ないので、よく目立ちます。
垂れ下がっている葉を上手く使うと、おしゃれな雰囲気を作り出すことができます。
例えば、花壇を囲むブロックの上に被るように植えてみると、土の部分とブロックのつなぎ目が見えにくくなり、黄色い葉がより目立つようになります。
低木として紹介していますが、元のサワラは高木なので、フィリフェラオーレアも放置すると巨大化する場合もあり少し注意が必要です。
1本だけでも十分に楽しめるのですが、たくさん植えると小さな生け垣のような状態にできます。
いろいろな低木について、もっと知っていきたいですね。