サンガーデン藤本ブログ「シランの成長」
シランの成長
庭のシランから葉が出てきたので観察してみました。
シランは漢字で「紫蘭」と表わされるように、紫色の花を咲かせるランです。
なかには白色やピンク色の花を咲かせる品種があるそうで、調べるまでシランかった・・・と紹介はさておき、まずはこの写真です。
3月27日の様子です。
少し葉が出てきています。
どれも同じような長さで、「同級生」といった感じですかね。
葉は細く、上方向に真っ直ぐ出ています。
シランも含めてですが、多くの植物は上へ上へと成長します。
その成長を支えているのが地中の根の部分です。
シランの根はどんな様子なのか気になりますね。
隣の茶色く細い茎は昨年のもので、葉や茎が茶色くなってしまった冬に短く切ってあります。
次は4月2日の様子です。
結構大きくなってきました。
葉も前回観察したときは1~2枚ぐらいが見えていたのですが、今回は4枚程度見えるようになっています。
葉の出方も左右交互というか、上側の葉を下側の葉が包み込むような感じで出ています。
横を見ると、石が少し傾いているのですが、シランの増殖力が強すぎて、石が持ち上げられてしまいました。
街路樹の近くでも木の根がアスファルトを持ち上げているところがありますが、根の力強さには驚かされます。
シランも花が終わってから、少し整理してあげようと思います。
最後は4月15日の様子です。
あっという間にぐんぐん成長し、大きな葉が広がりました。
そして、紫色のつぼみも少しずつ出てきました。
つぼみは1つの茎に複数付いているようにも見えます。
葉を見ると葉脈が葉先へと真っ直ぐ並んでいるのが分かります。
この葉脈の形状は平行脈というそうで、見た目のそのままの名前が付けられています。
ふと思ったのですがトウモロコシの葉とよく似てますよね。
なにか関係があるのでしょうか。
今回は開花までは伝えられませんが、花が咲いたらまた紹介したいですね。